江戸末期創業の伝承の酒蔵。蔵を改装したお洒落なカフェも併設
創業は江戸幕府も末期となり時代が変わりつつある嘉永3年(1850年)。地元の農家によって契約栽培された一部有機米を含む原料米を使用し、「米」「水」「人」と会津にこだわって酒造りを行っています。まち歩きの途中でふと寄れる便利な立地にある本格的な酒蔵です。カフェも併設しているこの蔵は、趣のある木戸、凜としたエントランス、そして、日本建築では稀有なほど高い吹き抜けがある威風堂々としたホールが特長。お酒が飲めない方でもこの重厚感には目を奪われ、見学する前から雰囲気に酔うことが出来ます。もちろん味にも徹底的にこだわり、長年の間、会津っ子だけでなく、日本全国の人に愛されてきた酒を造り続けています。肥沃な大地に育った米と、伝承される匠の技が融合した本物の酒に出会える空間で、試飲もしながらお土産選びも楽しんでみては。プロに教えてもらいながら自分好みの味を探せて楽しい、と評判です。
また、4つの蔵の中でももっとも古い杏蔵は改装されてお洒落なカフェになっています。シックな調度で落ち着きのある店内では、銘酒の仕込み水で入れたコーヒーや大吟醸を使ったシフォンケーキ、甘酒セットなどの酒蔵らしいメニューが並んでいます。